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思うような間取りが作れません。何かアドバイスをください

【ご相談内容】

数社のハウスメーカーや住宅会社に間取りの提案を受けています。それぞれの会社へ私たちの希望は伝えているつもりですが、なかなかピンとくるような提案がありません。
注文住宅なら自由設計なので、思い通りの間取りが作れると考えていたのですが・・・。
間取りをつくる上で、何かアドバイスがあればお願いします。

このご相談に、アルルホームズがお答えします!

新築住宅を建てる時に考えなければならないのが「間取り」についてです。

注文住宅にすれば間取りを自分で工夫できる分、あれこれ考えるべき点がたくさんあります。

ただ、いくら自由とは言っても設計上の問題で、ハウスメーカーによっては可能、不可能なことが決められていたり、構造上、極端に負荷が掛かるため、将来、問題になりそうな危険性を回避するために、あえてやらないとルールを決めている会社もあります。

そこで今回は、間取りづくりの失敗事例を交えながら、詳しく解説をしていきます。

1.テレビの前を人が横切る間取り

設計の段階では、動線や収納、設備にばかり注目してしまい、見落としがちなのが家具の置き場所。新居で使用する家具の配置を考えていなかったために、引っ越しが終わり、実際に住んでみると生活がしにくいと感じてしまうことです。

リビング内での代表的な間取りの失敗例がこちら。テレビへの目線と生活動線の交差により、テレビが見づらく、通る側にとっては家族に気を使わなければならなくなるということがあります。

またこの場合、ソファとテレビの間に、洗面所から物干し場までの家事動線、もしくは他の部屋から玄関までの生活動線が挟まってしまっていることが多く、そうならないためには、リビングと他の部屋との位置関係も合わせて考えておく必要があります。

単純にテレビとソファの位置を変えることで問題が解決されれば良いのですが、日当たりの関係上、もしくは電気配線の関係で、テレビの位置を変えられなかったりすると、解決できない場合もあります。

このような家具と間取りの問題を起こさないためには、設計の段階で図面に家具を配置してみることが大切です。設計の段階でテレビをみるポジションを想定することができれば、それに合わせて間取りを変えられます。

2.洗面・脱衣室から直接リビングへつながる動線

LDKを広くとろうとするあまり、リビングから洗面所が直結していたり、廊下を介さずトイレがある家になってしまうことがあります。廊下を作らなければ、その分部屋を広くとれるので一見よさそうに見えますが、洗面・脱衣所を出たらすぐにリビングという家の間取りはどうでしょうか。

たとえばドライヤーの音が壁一枚を介してリビングに響き渡ったり、脱衣所に服を持って行き忘れた時は、タオル一枚で家族の前を横切っていかなければいけません。特に夜の時間帯での来客時、お子さまが中高生にもなれば、きっと嫌がるのではないでしょうか? その他にも、トイレもドア一枚でリビングやキッチンに接していたりすると、音や匂いが気になり、あまり気持ちの良いものではありません。LDKを大きくしすぎると部屋は広々となる一方で、他の部分で支障が出てくる場合があるのです。

このような失敗をしないためには、適切な部屋の配分を考えることと、必要なところには間仕切壁や廊下を設置することが大切です。間仕切り壁は、単に部屋を区切るというだけでなく、構造上でも必要な壁もありますし、コンセントや照明のスイッチ、給湯器のリモコンやインターホンを設置するためには、ある程度の壁が必要です。部屋の広さを重視しながら生活のしにくさがないように工夫していきましょう。

3.100点満点の間取りをつくるために

●優先順位を明らかにしよう!

家族全員の譲れないポイントを洗い出しましょう。完璧な家を作り上げようとしていると、たくさんの選択肢が出てきて迷走してしまいます。それよりは、まずは重要視したいポイントを詰め込んだ大まかな間取りを考えたほうが良いでしょう。その後で優先順位の低い希望を付け足していったほうがスムーズに間取りが決まることでしょう。
優先順位の上位が決められない、もしくは思いつかない場合は、「こんな間取りは全体に嫌ッ」ということから考えていくのもコツです。

●動線を意識した間取りにしよう!

家の間取りにおいてとても重要なのが動線です。間取りを作成するときは、生活の流れをイメージしてみると良いです。動線を何も考えずにデザイン性だけを重視してしまうと、暮らしにくい家になってしまいます。

●収納スペースはしっかり確保!

見落としがちなのが収納スペースです。図面上では十分に思われても、実際に暮らしてみるとスペースが足りないことはよくあります。今家にあるモノの量を意識して、どこに何を収納するかを考えつつ、少し余裕ができると思う程度の収納スペースを確保しておくと安心です。

これを機会に、間取りづくりについて、考えるきっかけにされるのはいかがでしょうか?
 何か質問などありましたら、ご気軽にご相談ください。