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木造住宅の構造の、長所と短所を教えてください

【ご相談内容】

数回、地元の住宅会社や工務店の見学会へ参加しました。どの会社も木造住宅の専門の会社です。

私たちは、木のぬくもりを感じながら暮らせたらいいなと思ってるので、軽量鉄骨などを採用しているハウスメーカーさんではなく、地元の工務店で建てたいと考えています。

そこで木造とひとことで言っても、種類があるようで、それぞれの長所や短所が知りたいです。

このご相談に、アルルホームズがお答えします!

家づくりを考える上で最も大切なのが、建物の構造、そして工法かもしれません。木造建築の中には軸組工法、ツーバイフォー、木質パネル工法がありますし、木造以外でもコンクリート住宅、鉄骨住宅などがあります。

家づくりをはじめると、まずは住宅をどのような構造、工法で建築しようかを検討することになります。その時にご家族が迷われるのが、それぞれの長所と短所についてです。

今回は、家づくりの住宅の構造と工法を検討する際に大事なことを、ご相談のあった木造住宅の工法を中心にお伝えしていきます。

1.構造の良いところではなく弱点を聞く

住宅会社や工務店が採用している構造の良いところを聞くと、各社それぞれ採用している構造、工法の良いところを教えてくれます。

しかし、全てが良いもの、長所だらけというものは、この世にはありません。そこで重要なことは、住宅会社や工務店が採用している構造、工法の良いところではなく、悪いところ、弱点を聞くのが重要です。

2.木造軸組工法の弱いところ

木造軸組工法は家づくりの最も基本的な工法です。基礎に木の土台をのせ、その上に木の柱を立てて骨組みを作り、筋交いなど斜めに入れた木材で骨組みを補強しながら強くて住みやすい家を作っていきます。ちなみにアルルホームズでも採用している工法です。

阪神・淡路大震災の時、木造軸組工法で建築された当時かなり古くなっている家の多くは、潰れました。そして木造軸組構法は、かなり悪く言われました。 事実、あの地震で倒壊した建物に木造軸組工法の家が多かったことは確かです。そして、長く伝統があり、採用されている物件が多くある木造軸組工法は、「木造軸組工法は地震に弱いですよ」「大工さんのつくる家は欠陥が多いですよ」と、これからも地震のたびに悪者になる可能性はあります。

そして、アメリカのロサンゼルス地震で倒壊したのは、ツーバイフォーの家でした。なぜなら、アメリカには木造軸組工法の家はないからです。阪神大震災以後、さらに研究が進み、構造計算や法改正が行われています。大事なことは、今建築されている木造建築工法がどのようなものなのか? を確かめることです。

3.ツーバイフォー・パネル工法の弱いところ

ツーバイフォー、パネル工法は、安く早く工事を進めることが可能で、施工者の腕の良さ、悪さに左右されずに安定した家づくりができる工法です。建築する方法もマニュアル化され、経験のない職人さんが短期間で建築することが可能です。

よく言われるのが、雨に弱いツーバイフォー、パネル工法という言葉です。海外の湿気の少ない場所で生まれたこの工法は、じめじめとした高温多湿の日が続く日本に、そのまま取り入れるなんておかしいとか、ツーバイフォーやパネル工法の材料は シックハウス症候群の原因である接着剤のベニヤ板からできている、工期の短縮やコストを優先させ、住む人の健康を配慮していないと、悪者になる可能性はあります。

しかし、過去に起きたことをしっかりと知った上で、今どのような対策をしているのか? 工期を早くできるなどのメリットが家族にとっては最重要価値観になるのか? 雨対策などをしっかりやっているのか? などから判断して確かめることが重要です。

これを機会に、茨城で豊かに快適に住むために、ご家族にぴったりあった構造、工法について研究されてみてはいかがでしょうか?
その他の構造、工法についてもご不明な点がありましたら、遠慮なくご相談ください。