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大手と地元住宅会社で、なぜこんなに価格の差があるのですか?

大手ハウスメーカーと地元住宅会社の価格の違いについてのご相談です

【ご相談内容】

大手ハウスメーカーは大きい会社だし、信用があるから安心だと考えています。
そのため、多少は高くても仕方ないと自分に言い聞かせていのですが、ほぼ同じ内容の住宅で、なぜ400〜700万も高いのかがわかりません。教えてください。

このご相談に、アルルホームズがお答えします!

1990年代、世の中にはまだ、地元の住宅会社や工務店という存在はありませんでした。

ハウスメーカーと地域のお大工さんが家づくりをしていました。2000年代になり、小規模の住宅会社や工務店が出現しました。そして今、地元の住宅会社や工務店が家を安くつくれるようになった主な理由は二つあると言われています。

一つ目は、会社の経営を、経費がかからない仕組みにしたこと。
そして、二つ目は、家をつくる仕組み、流通形態を大きく変えたことです。

1.安くつくれるようになった理由その1  経費

住宅をつくる会社は、大きく分けてハウスメーカー、地元住宅会社や工務店、大工さんの3種類に分類できます。

このなかで、それぞれがだいたいどれくらいの利益を取っているのかというと、ハウスメーカーの粗利益40%、地元住宅会社や工務店20%、大工さん15%といったところです。地元住宅会社や工務店の場合、住宅を作る費用を 100とすると、そのうち材料費や職人の手間賃などが80%を占めます。残り20%が経費です。


80%:20%。大手ハウスメーカーの場合この割合が60%:40%になります。 この時点で住宅会社・工務店と大手ハウスメーカーの経費の差20%仮に2000万円の家を建てるとすると、400万円の差になります。400万円。一家4人、4泊6日のハワイ旅行なら10回以上も行ける ことになります。


ここで、もう少し深く考えてみましょう。それぞれの利益はどのように使われているの でしょうか。大手ハウスメーカーは総合展示場に立派なモデルハウスを構えています。このモデルハ ウス一棟を建築するのにだいたいどれくらいのお金がかかるかご存知でしょうか? その額は5000万とも6000万とも言われています。バブル期には1億ともいわれていました。またモデルハウスにかかる経費はこれだけではありません。

その他に一月に3万~100万円ほどの賃貸料がかかります。その上、電気代、水道代、冷暖房代、テレビCMや新聞・雑誌を利用しての広告宣伝 費、またおしゃれな空間を演出するダイニングセットやソファ、カーペットにテーブルに ベッドに、床の間のお飾りにキッチンのディスプレーにカーテンに観葉植物に……そして、これらすべてのものを費やして建築したモデルハウスが、悲しいかな、わずか 3年ほどで壊されてしまうのです。

一方、地元の住宅会社や工務店がかける広告宣伝費は、通常、工事費の1~3%。言うまでもないことで すが、小規模な住宅会社や工務店は独自のモデルハウスを持っているわけでもなく、高給取りの営業マンを抱 えているわけでもない。有名芸能人を使ったテレビCMを流しませんし、豪華なパンフレ ットもつくりません。だから、経費を20%におさえて会社を経営できるのです。

また、その逆を言えば、お客さまからいただく代金の80%を良い材料を仕入れたり、腕 の良い職人を雇うことにまわしているということです。そうやって家の品質を上げる努力 をしているのです。この時点で、ハウスメーカーとはすでに20%もの開きがあります。それが、額にすると 2000万円の家なら400万円もの差となって、住宅ローンの返済に跳ね返ってくるの です。

2.安くつくれるようになった理由その2  流通形態の変化

それでは家を安くつくれるもうひとつの理由、流通形態について考えてみましょう。

一般的な地元の住宅会社や工務店は、昔ながらの仕入れ方法、仕組みを使っています。これに対してコストダウンを研究している住宅会社や工務店は、資材の仕入れ方法、流通経路などがまったく違うのです。 私たちアルルホームズでは、メーカーと直接価格交渉をします。流通経路も短くなっています。部材を購 入する時、そこに携わる人が多ければ多いほど、金額は上がっていきます。その中間マー ジンをカットすることで、ユニットバス、システムキッチン、アルミサッシなどの資材の ほとんどを、定価の半値以下で仕入れることができるのです。

他にも、細かいことをあげればキリがありません。一年に2~3度しか使わない部材の ために、大きな倉庫を借りるムダを省きました。大工さんの腕をフルに発揮してもらうた めに、建築現場での段取りの方法をシステム化し、大幅な工期短縮も実現しました。40坪の家が着工から完成まで5~6カ月かかっていたものを、4カ月でつくれるようになりました。

安かろう悪かろうの家は絶対につくらない。そう決めて始まった「安くていい家をつくる会」の活動は、「日本の住宅価格を30%下げる」という運動に広がり、今では全国300社が 参加する組織になりました。

安く仕入れた住宅設備や資材をできるだけ安く提供する、ムダな経費をかけない、価格の仕組みを明らかにする、などを行った結果、大手ハウスメーカーと比較すると、同じ品質の40坪の家で、700万円も安く提供できるようになったのです。

これを機会に、茨城で豊かに快適に住むために、ご家族にぴったりあった構造、工法について、また、大手ハウスメーカーと地元住宅会社や工務店の違いについて、研究されてはいかがでしょうか?

その他の構造、工法についてもご不明な点、何か質問などがありましたら、ご気軽にお問い合わせください。