性能・構造

Point01

高強度ベタ基礎工法

ベタ基礎とは住宅の底面全体にコンクリートを流し込んだ基礎のことです。住宅を建てる際、特に地盤が弱い場合に採用されることが多いです。布基礎に比べ、コンクリートと鉄筋を使用する量が多いです。建物が均一に沈下せず、一部だけが大きく沈下するなどして建物が傾いてしまうことを不同沈下といいます。ベタ基礎は底面全体で建物を支えるため不同沈下が起こりにくい基礎になっており、耐震性にも優れています。
また、地面全体をコンクリートで覆っているため地面から上がってくる湿気やシロアリを防ぎやすくなっているのが特徴です。

Point02

在来軸組工法

在来軸組工法とは柱と梁で家の骨組みをつくる工法で、地震や強風に耐えられるよう、筋交いや耐力壁を用いて、耐震性や耐風性を高めています。
我が国における木造住宅の75%が在来軸組工法。23%がツーバイフォー工法。
3%がプレハブ工法と言われています。

Point03

W(ダブル)耐震工法

W耐震工法とは、基礎、土台、柱、梁、筋交いの構造接合部分を耐震金物で強化し、それにプラスして外周部に耐震パネルを加えるハイブリッド工法のことです。
建物に掛かる外力を点と面の両方で受けるため、受けた外力を建物全体に分散させて、大きな地震の際にも変形やねじれを抑えます。

Point04

高断熱

断熱とは、「外の暑さや寒さが室内に伝わらないように遮断する」性能のことです。
その性能が快適さに直結するため大事な要素となります。
例えば、熱には温度が高いところから低いところへ移動するという性質があります。
夏は外から室内へ、冬は室内から外へ熱が移動しようとします。
外の暑さや寒さが室内に伝わらないように遮断することで「快適」に過ごすことができます。
また、急激な温度変化により血圧が急激に上下し心臓や血管の疾患が起こってしまうヒートショックを防止することにもなり「健康」に暮らすことができます。

アルルホームズでは、国の定める断熱等性能等級5に値するネットゼロエネルギーハウス(ZEH)基準はもちろんのこと、断熱等性能等級6.7に適合する設計もしています。
ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味です。生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回る住宅のことです。

耐熱等性能等級
ネット・ゼロ・エネルギーハウスとは??

Point05

耐震・制震 ~MIRAIEの地震保証~

耐震とは、建物の構造体そのものの強度のことで地震の揺れに耐え、建物の倒壊を防ぐことです。
地震大国である我が国では、耐震が非常に重要です。建物の構造躯体そのものの強度がないと、1回の地震に耐えられず、倒壊してしまう恐れがあります。ポイントは耐震だけでは、1回の地震に耐えられても、2回、3回と続的に発生する余震に耐えられない可能性があります。
耐震に制震を加えることで、震度7を2度観測した熊本地震でも、制震(MIRAIE)を加えた建物の全壊・半壊はゼロでした。
制震とは、地震の振動を吸収して揺れを小さくする性質があり、断続的に発生する地震の揺れにも効果を発揮します。
アルルホームズでは、地震の多い日本での家づくりには、耐震と制震の組合せで、必要だと考えています。

●MIRAIEの地震保証

制振装置MIRAIEを設置することで、地震の揺れを最大95% ※1 低減。また、優れた耐久性で90年間 ※2 メンテナンスフリーとなります。制震ユニットMIRAIEを設置した新築建物に対し、引渡日から最大10年間、地震により全壊した場合の建替え費用を負担する保証制度です。建物の損害に対し、地震保険の加入・未加入を問わず、全壊した建物ヘの保証をいたします。つまり地震保険では賄いきれない部分を補うことで、さらなる安心をご提供いたします。

※1 2017年1月京都大学防災研究所でのMIRAIE軸組を使用した実大実験の結果による。

※2 促進劣化試験の結果より

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